冬になると、暖房代や電気代、ガス代などの光熱費が大きな負担になります。
特に寒い地域では、毎月の家計に占める光熱費の割合が高くなりやすく、年金生活者や低所得世帯にとっては深刻な問題です。
こうした冬場の生活費負担を軽減するため、ニュージーランドでは「Winter Energy Payment」という光熱費支援制度が実施されています。
この制度は、対象となる年金や給付金を受けている人に対して、冬の期間中に追加で支給されるものです。申請手続きは不要で、条件を満たしていれば通常の給付に上乗せされる形で自動的に支払われます。

Winter Energy Paymentとは?
Winter Energy Paymentは、冬季の暖房費や電気代などの負担を軽くするための追加給付です。
実施機関は、ニュージーランド政府のWork and Incomeです。
対象となるのは、NZ Super、Veteran’s Pension、Jobseeker Support、Sole Parent Support、Supported Living Paymentなど、一定の公的給付を受けている人です。
いくらもらえる?
支給額は世帯の状況によって異なります。
単身で扶養する子どもがいない場合は、週20.46ニュージーランドドルです。
一方、夫婦世帯や扶養する子どもがいる人の場合は、週31.82ニュージーランドドルが支給されます。
支給期間は毎年5月1日から10月1日までです。
夫婦世帯や子どもがいる世帯の場合、週31.82ニュージーランドドルが約22週間支給されるため、合計では約700ニュージーランドドルになります。
日本円に換算すると、概算で約64,000円分となります。
※為替レートにより日本円換算額は変動します。
申請は必要?
この制度の大きな特徴は、対象者であれば申請不要で支給される点です。
条件を満たしている場合、通常受け取っている年金や給付金に上乗せされる形で、自動的に支払われます。
また、この給付は一括支給ではなく、週払いまたは隔週払いの通常支給に含まれる形で支払われます。
支給期間はいつ?
Winter Energy Paymentは、毎年5月1日から10月1日まで支給されます。
ニュージーランドではこの時期が冬にあたるため、暖房費の負担が増える季節に合わせて支援が行われます。
2026年についても、5月1日から支給が始まり、10月1日まで実施されます。
注意点
この制度は、ニュージーランドの条件を満たす人を対象とした制度です。
日本在住者がそのまま申請できる給付金ではありません。
また、海外に滞在している場合、一定期間を超えると支給が止まる場合があります。Work and Incomeによると、冬季にニュージーランドを離れる場合でも、条件によっては最大28日間まで支給が継続される場合がありますが、長期滞在の場合は申告が必要です。
さらに、この給付は非課税で、他の給付やIncome Related Rentには影響しない一方、一括でまとめて受け取ることはできません。
まとめ
Winter Energy Paymentは、冬の光熱費負担を軽減するために、対象者へ自動的に支給される制度です。
夫婦世帯や子どもがいる世帯では、期間全体で約700ニュージーランドドル、日本円で約64,000円分を受け取れる可能性があります。
申請不要で自動給付される点は非常に便利ですが、対象はニュージーランドの公的給付を受けている人などに限られます。
海外の制度は内容が変更されることもあるため、実際の対象要件や支給額については、必ずWork and Incomeの公式情報を確認してください。


全国の給付金・補助金・商品券の最新情報や傾向を随時ウォッチ。補助金や給付金の申請支援の実務もしています。読者の皆様にとって有益な情報を配信していきます。

